選手(eスポーツ選手含む)、監督、コーチ、その他のスタッフ又はゼネラルマネージャー(GM)等の契約法務


①選手契約、監督契約、コーチ契約、その他のスタッフ契約又はGM契約等

 選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等が、国内外のクラブ・球団(クラブ等)とプロ契約又はアマチュア契約を締結する際には、クラブ等の役員や契約担当者と対等に交渉することが困難であることが多く、契約内容がクラブ等寄りの偏ったものになる傾向があります。

 また、各競技団体が定めるルールが複雑化してきているとともに、スポーツ仲裁裁判所(CAS)の判断が出ている論点も増えてきており、そういった背景から実務上個々の契約条項も多様化してきております。そして、国内の同種事例における契約内容の相場観のリサーチや海外の参考になる事例のリサーチも必要となります。そのため、スポーツ界で適用されるルールや規範(いわゆるスポーツ固有法)を的確に把握し、国内外の事例を踏まえた上で、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等の役務提供に係る契約内容を検討し、交渉していく必要があります。交渉にあたっては、クラブ等とキャリアプランをしっかりと共有していくことが重要であり、それが大前提になります。

 当事務所では、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等の法的地位の向上を目指し、交渉力の差を埋め、合理的な内容の契約を締結するため、契約交渉に関するアドバイスや代行、契約書の作成、クラブ等が作成した契約書のレビュー等だけでなく、コンサルティングの業務を取り扱います。

②移籍契約等

 選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等が、現所属クラブ等との契約期間中に、他の国内外のクラブ等から移籍のオファーを受けた場合に、いわゆる移籍金が契約で定まっていないときには、当該移籍が実現せずにキャリアにとって大きな損失になることがあります。

 また、各競技団体が定めるルールが複雑化してきているとともに、CASの判断が出ている論点も増えてきており、そういった背景から実務上個々の契約条項も多様化してきております。そして、国内の同種事例における契約内容の相場観のリサーチや海外の参考になる事例のリサーチも必要となります。そのため、スポーツ界で適用されるルールや規範(いわゆるスポーツ固有法)を的確に把握し、国内外の事例を踏まえた上で、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等の移籍に係る契約内容を検討し、交渉していく必要があります。交渉にあたっては、クラブ等とキャリアプランをしっかりと共有していくことが重要であり、それが大前提になります。

 当事務所では、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等の移籍の実現を目指し、移籍交渉のアドバイスや代行、契約書の作成、クラブ等が作成した契約書のレビュー等だけでなく、コンサルティングの業務を取り扱います。なお、海外クラブ等への移籍の場合には、必要に応じてビザ取得のサポートも行います。

③スポンサー契約、アドバイザリー契約又はエンドースメント契約等

 選手、監督又はコーチ等は、自らのパブリシティ価値を活用して、金銭、物品又はサービスの提供等の各種サポートをしてくれる企業とのスポンサー契約、アドバイザリー契約又はエンドースメント契約等を締結することがあります。

 しかし、これらの契約において、選手、監督又はコーチ等のパブリシティ価値が適切に反映されなかったり、交渉力の差から契約内容(長期間にわたる優先交渉条項やラストルック条項の設定等)が企業寄りの偏ったものになったりする傾向があります。そもそも、選手、監督又はコーチ等がそれらの契約を通してどのように自らをブランディングしていくかを明確にすることができていないために、受け身な契約内容となってしまっている事例もあります。

 当事務所では、選手、監督又はコーチ等のパブリシティ価値の最大化や戦略的なブランディングを目指し、スポンサー契約、アドバイザリー契約又はエンドースメント契約等に関する交渉のアドバイスや代行、契約書の作成、企業が作成した契約書のレビュー等だけでなく、コンサルティングの業務を取り扱います。

④マネジメント契約又はエージェント契約等

 選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等は、自らの価値を拡充し、キャリアをより充実したものにするために、マネジメント会社又はエージェント会社と契約をすることが一般的になってきております。

 もっとも、マネジメント会社又はエージェント会社と書面による契約が締結されず契約内容が不明瞭であったり、明確な報酬合意ができていないにもかかわらず多額の報酬を請求されたり、マネジメント会社又はエージェント会社を変更する際に多額の違約金を請求されたり、エージェント契約とマネジメント契約とが明瞭に区別されずに気が付かないうちに多くの権利を許諾させられたりしている等のトラブルも発生しております。そもそも、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等が明確なキャリアプランやブランディングをイメージできていないために、その会社と契約をすることでシナジーが生まれるようなマネジメント会社又はエージェント会社を適切に選ぶことができていない事例もあります。

 当事務所では、選手、監督、コーチ、その他のスタッフ又はGM等とマネジメント会社又はエージェント会社との対等なパートナーシップを目指し、マネジメント契約又はエージェント契約の交渉のアドバイスや代行、契約書の作成又はレビュー等だけでなく、コンサルティングの業務を取り扱います。